ふるさと納税でポイントを大量ゲット&ウルフギャング
ふるさと納税はご存知でしょうか。
あー聞いたことありますねー・・・
たいていの人はこんな回答が多いのではないでしょうか。
お得な制度なのに意外と多くの方がやっておらず、特に会社員の方は無縁のものと思っていることが多いようです。
お得過ぎて総務省から規制がかかるほどです。
かくいう僕もずっとスルーしていました。
しかし実はそんなことはありません。個人事業主の方はもとより、会社員の方でも実は気軽にふるさと納税でお得な体験が出来てしまうのです。
僕が初めてふるさと納税をしたのは昨年です。
公認会計士という仕事柄、一応所得税については理解していたのですが、そうはいってもなんだかめんどくさそうといった理由でふるさと納税を敬遠していました。
僕の周りでもふるさと納税を実施している人は全くおらず、話題にものぼりませんでした。
そんなとき、僕の意識を変える二人が現れました。
一人は職場を退職した先輩です。
非常に優秀な方で、その先輩が言っていることならば無条件に受け入れてもいいくらい、神のような方でした。(余談ですが僕の結婚式で乾杯のごあいさつしていただきました。)
その先輩が退職後、ふるさと納税を始めたのです。
「はらぺこくん、絶対やった方がいいよ、めっちゃお得だよ」
僕の心がざわつきます。
そしてもう一人は僕にとっては雲の上の存在の上司にあたる方です。(余談ですが僕の結婚式で主賓挨拶をしていただきました。
監査法人は一般企業と役職の名前が異なるため分かりにくいですが、役員とか部長とかトップクラスの役職レベルの方です。
そんな方から、
「ふるさと納税はねぇ・・楽天ポイントがすごいもらるんだよぉ」
まさか楽天ポイントを貯めているなんてせこい話をこの方から聞きたくありませんでしたが、楽天ポイント大好きな僕にとってはトドメの一撃でした。
さて、そしてそのお二方からふるさと納税について教えてもらい、僕も始めることになったのです。
まとめると下記のような感じです。
ふるさと納税ってそもそもどんな制度?
ふるさと納税は地方自治体に寄付金を納めることでその自治体独自の返礼品がもらえる制度です。
返礼品の種類はたくさんあり、目玉の品としては家電や商品券、高級肉などがあります。(ただし、今後規制が厳しくなっていくことが明らかになっており、大型家電や商品券などの高額品は来年以降はなくなる可能性が高いです。それでもお得なことには変わりありません。)
さて、これだけを聞いてしまうとつい勘違いしてしまうのは、寄付金を払って品物をもらえるって、ただ購入しているだけでしょう?ということです。
それが違うんです。
寄付金として払った金額は、支払い情報を所得税や住民税と共有できるのです。
つまり、1万円の寄付をした場合、既に払った所得税(または住民税)から1万円還付(返金)されるのです。
1万円払って、返礼品をもらって、一万円還付されて・・・すごくお得ですよね。
実質無料で返礼品をもらえるわけです。
詐欺じゃないかと疑いたくなるようなほどの大盤振る舞いです。
一点デメリットがあるとしたら、タイムラグがあることです。
還付のタイミングは翌年になってしまいますし、返礼品は申し込んでもすぐには届きません。
僕の経験上、届くまでに1か月以上はかかりますね。
どれくらいお得なの?
先ほどは簡単な数値例で説明しましたが、実際にはいくつか条件があります。
1.2千円は自腹
寄付金として認められるのは全額ではなく、2千円は自腹になります。
1万円寄付したら8千円、10万円寄付したら9万8千円が寄付金として認められ、所得税や住民税に回すことができます。
2.収入によって上限がある
ふるさと納税をすればするほど認められるわけではありません。
その人の年収に応じて上限が設定されます。
検索するとふるさと納税上限額シミュレータがたくさん出てきますので、それらを利用すると概算額が分かります。
たとえばこれ。
【楽天市場】ふるさと納税|マイページ - 控除金額シミュレーター
注意点としては、年収額は源泉所得税控除前を使用してください。
だいたい一般的な会社員の方だと、上限4~8万円程度が多いと思います。
そして返礼品の相場は、だいたい寄付金額の20~40%程度といわれています。
簡単に計算すると2万円前後は毎年タダで品物がもらえるイメージですね。
いつまでにやればいいの?
1月1日から12月31日までが一つの期間です。所得税と一緒ですね。
12月末日で区切られてしまうため、12月末日までにはふるさと納税を完了しなければなりません。
とはいえ、人気のある返礼品は早めになくなってしまうため、12月にふるさと納税をしたのではちょっと遅すぎます。
遅くとも夏くらいにはある程度考えておくべきでしょう。
確定申告が必要なんでしょう?わからないよ・・・
お得ということはなんとなくわかっていても確定申告というわけのわからないハードルが立ちふさがります。
確定申告はやってみるとたいして難しいものではありません。
国税庁のHPから確定申告書を作成し、印刷して税務署に提出するだけです。
確定申告期間は市役所などにも出張窓口が開設されたりします。
たとえば昨年の作成はこちら。
必要なものは会社からもらえる源泉徴収票と、寄付金をした際の証明書だけですね。
それさえそろっていれば、あとは必要事項を埋めていけばそう難しくはありません。
・・・なんていうのは冗談で、確定申告なんて不要なんです。
ふるさと納税ワンストップ特例制度というものがあります。
ざっくり説明すると、1年間で5つの自治体までなら確定申告をしなくともふるさと納税の恩恵が受けられるという制度です。
実際にふるさと納税をする際、ワンストップ特例制度を利用しますか?といった項目がありますので、そこにチェックをすればOKです。
後日ワンストップ特例制度の申請書が届きますので、必要事項を記入してふるさと納税をした自治体に送付してください。
それだけで手続は完了です。難しいことは一切ありません。
返礼品はどう探す?
本来は、応援したい自治体に寄付をすべきなんでしょうが、そうはいっても一般庶民としては何がもらえるのかが一番の関心事です。
自治体ごとに多種多様な返礼品があって、実際その中から選ぶのは結構骨が折れます。
現在では各自治体の返礼品をまとめたサイトが多数ありますので、そこから気に入ったものを探すとよいでしょう。
有名どころをいくつか紹介しておきます。
さて、この中では僕はダントツで楽天をおすすめします。
特に初めてふるさと納税をする方におすすめです。
理由は二つあります。
1.出品数がほどよい
僕の主観ですが、他のサイトに比べると楽天に参加している自治体の数は少ないイメージです。
とはいえ十分な選択肢がありますし、選択肢が多すぎても最初は大変なのでこのくらいがちょうどよいのではないかと思います。
僕も最初は楽天で始めました。
2.楽天ポイントがもらえる
このメリットが大きすぎます。
楽天でふるさと納税を行うと、一般の商品を楽天で購入したのと同じ分の楽天ポイントがもらえます。
さらに支払いが楽天カードならポイントはさらに増え・・・
しかも、楽天ではふるさと納税を推奨するポイントアップイベントが開催されることがあります。
僕は昨年駆け込みで12月下旬にふるさと納税を行ったのですが、ポイント10%アップイベントが開催されており、それも合わせると14%程度もの大量ポイントの獲得に成功しました。
昨年僕は7万円ほどふるさと納税をしたのですが、それに対して1万円分以上の楽天ポイントが付与され、自腹分の2千円を差し引いてもお釣りがきてしまうという状態でした。
まずは楽天で見てみることをおすすめします。
ウルフギャング行ってきました!
ところで、昨年は楽天でふるさと納税をして大量に楽天ポイントを獲得した僕ですが、今年は一部別のところにも寄付をしました。
それが茨城県境町のウルフギャングお食事券です!!
5万円のふるさと納税で2万円分のお食事券がもらえました。
憧れの高級ステーキが食べられるんです。
お食事券は来年以降は規制されていくことが予想されますので、もしかすると今年が最後かもと思い、思い切って申し込みました。
ウルフギャングはアメリカ発の高級ステーキ店です。
とてもジューシーでおいしいステーキを、アメリカならではの大ボリュームでお腹いっぱい食べることが出来ます。
そして先日さっそく行ってきました!
今回は僕だけでなく、親戚家族も誘って8人で行きました。
埼玉の田舎からお上りさん8人で突撃です。
高級感あふれる店構え。
個室に通されます。
なお個室は事前予約必須だと思われます。
ウルフギャング自体あまり個室を用意しておらず、あえてオープンスタイルのステーキ店といった印象です。
カウンターで食べるのもかっこいいですね。
まずはマグロを使った前菜。
とここで、あまりお目にかかれないオマールエビが入荷しているとのことで、店員さんにのせられて注文。
デ、デカイ・・・
想像していたより大きくてびっくりです。
僕は何度かウルフギャングに来たことがあるのですが、オマールエビに巡り合えたのは初めてでした。
お食事券もあるので調子に乗って二尾注文。
腰を抜かすほどのビックサイズオマールエビ。しかももう一皿あります。
濃厚ですごくおいしく、ちょっとこの時点でおなかいっぱいに。ぺろりと平らげてしまいました。
そしてお待ちかねのメインディッシュ、プライムステーキです!
お店の方が丁寧に盛り付けてくれます。
口の中でとろけるジューシーなお肉、最高でした。
付け合わせはいろいろ選べますが、一番のオススメはマッシュルームです。無限に食べられるくらい飽きの来ない味付けです。
もうこれ以上入らないというまでお肉を食べて大満足でお店を後にしました。
ちょっと手が出にくいお店でも、お食事券がもらえると行きやすいですね。
ほらあなたもふるさと納税してみたくなってきたんじゃありませんか?